GREETING
テネコジャパン株式会社は1973年にモンロージャパン株式会社として産声を上げ、2012年からは大阪工場を立ち上げ排気ガス後処理装置の日本生産をスタートしました。2014年には研究開発センターであるTJTC(Tenneco Japan Technical Center)を横浜市に設立、2021年には同一地内に横浜工場を立ち上げ乗用車向けマフラーの生産にも乗り出しました。
日本の事務所からアジアでの主要な生産/開発拠点の一つへ、コストセンターからプロフィットセンターへと過去10年間で大きく成長をしてきました。
一方当社が生業としている排気系ビジネスを取り巻く環境は、100年に一度と言われる変革期、電動化への大きな流れの中で大きく変わろうとしています。
カーボンニュートラルの達成のため一部完全電動化は避けられませんが、全体最適としてBEVが最適解でない事はすでに業界の共通認識化し始めたと肌で感じています。
水素エンジン、e-fuel等の開発が進むことによるICE(内燃機関)の活用、BEV化できない分野については排ガス規制強化による対応、LTAによるCO2削減等の対応が今後最重要となるでしょう。
テネコグループはこの変化に対し、現在の製品ポートフォリオを電動化対応とICE対応に分け、テネコジャパンは今後も継続し成長するOff-Highway分野(農機、建機、一般産業向け)エンジンに資源を集中し、排気ガス後処理装置を通じ社会に貢献していく覚悟です。
当社は選択と集中、技術の差別化を適切に実行することにより、選ばれる後処理装置サプライヤを目指し、今後のサステイナブルな成長を計画・実行していきます。