Yokohama
Technical Center
& Plant
日本には自動車メーカー紐付きのサプライヤーが多い中、そんなしがらみに囚われないビジネス展開が、テネコジャパンの強みです。
その開発の中枢として、自動車用排気システムの開発製造を行っているのが、横浜テクニカルセンターです。
Technical Center Creates Value for Tenneco Japan
日本の自動車メーカーと長期的なビジネスを行なっていくための開発拠点として、2016年に開所された横浜テクニカルセンターは、2021年からは施設内に製造ラインを構築し、乗用車向けの量産マフラーの製造を行うなど、日々進化を続けています。
横浜市金沢区の工業地帯に位置しており、6,800㎡の敷地で約40名の従業員が業務を行なっています(2023年9月現在)。
エンジンベンチによる製品テスト機能を備えた本施設では、乗用車、トラック・商用車、産業用機器を含む各種用途に合わせたテネコの排気管、排気ガス処理装置技術開発・製品開発を行っています。
国内のクライアントには、トヨタ、日産、三菱、いすゞ、三菱ふそう、クボタといった錚々たる自動車メーカーが並び、各社が開発しているニューモデルの排気系の設計、解析、試作、評価と開発業務を一手に引き受けています。
Testing, Prototyping, Manufacturing
横浜テクニカルセンター/横浜工場の事業内容は、テスト部門、試作部門、製造部門の3つの部門で構成されています。
この3部門が機能的に働くことで、乗用車、トラック、産業用機器の各顧客に対し、業界をリードするテクノロジーと、試作から量産までのものづくり能力の提供が可能となります。
- 試作部門
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設計が作成した図面と3Dデータを元に組付け冶具を製作し、それを土台として試作品を組み立てます。作業には溶接機、パイプベンダー、サイレンサー製作用機械、旋盤/コンタカッターといった工作機械を使用します。
世界に拠点を持つテネコには、試作のグローバルスタンダードもありますが、拠点によって若干手法が異なるため、テネコジャパンはグローバルスタンダードに日本オリジナルの改良を加えています。
- テスト部門
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完成した試作品の性能や耐久性を確認するために様々な試験を実施します。
横浜テクニカルセンターには、排ガス処理制御システムのテストに使用されるエンジンダイナモメーター、音響テストのための無響室、背圧テスト用コールドフローベンチが設置され、熱間振動テスト、システムデザインと分析、モデリング、高度なCAEツールによる音響分析と性能検証といった、テスト、解析が行われています。
- 無響室 & エンジンダイナモ
Tenneco supports customers globally with
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Tennecoは、あらゆる自動車市場の成長機会を取り込むために
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